希望のない世界から

消化試合を生きる

希薄な人間関係とスマホの重要度

昨日友人と、友人の車で山に登りに行った。

その友人とはもう、6年の付き合いになる。

定期的に会っては、山に登りに行ったり、ボウリングをしたりする仲だ。

 

ところが、ふと思った。

昨日もし友人の車の中にスマホを忘れていき、友人がそれに気付かなかったら、果たして自分はスマホを友人から受け取ることができるだろうかと。

 

まず友人の住所は知らない。だから、家に行くことはできない。

共通の友人はいない。

電話番号はスマホにしか入っていない。メールアドレスも然り。

リアルだけの友人なので、連絡のつくSNSも無い。

 

ここ数年で最も遊んでいる、数少ない友人の一人と、こういう状況である。

愕然となった。

年賀状の文化は廃れ、個人情報の扱いも厳しい時代、必要以上に住所を知ろうとはしない。

思えば、年に1、2回定期的に会っている大学時代の仲間も、みんな今どこに住んでいるか知らない。

 

大学時代の仲間は、共通の知り合いがいるので連絡もつくだろう。

……本当に?

電話番号はやはりスマホにしか入っていない。

向こうもこっちの自宅の番号を知らないから、仮にスマホの置き忘れに気が付いても、手元にあるスマホをブーブー震わせる以外に何もできない。

 

というようなことがあり、今パソコンにスマホの連絡先をインポートする方法を調べている。

スマホがなければ、かなり多くの知人友人と連絡がつかない。

そんなのは、自分くらいだろうか?

皆さんはどうしていますか?