希望のない世界から

消化試合を生きる

昔の友達には会いたいが

増田のこれ。 

昔のネット友達にまた会いたい

http://anond.hatelabo.jp/20160615014312

書いてあることはとてもよくわかる。同意である。

しかし、現実問題、それは難しいと思う。

会うのも難しいし、会っても昔と同じようにはできないだろう。

 

古い個人サイトを運営している。

1998年から続いているので、日本でもかなり古い部類のサイトだと思う。

個人サイト自体が廃れてしまったので、若い人は言葉すら知らないかも知れないが、昔は相互リンクや掲示板というものがあり、今のようなSNSはなくても、運営者同士の交流や来てくれる人たちとの交流はあった。

特に自分は、当時から同人誌を作って即売会に参加していたので、リアルでの付き合いも多かったと思う。同人仲間やサイト運営仲間、サイトのお客さんやファンだと言ってくれる人たち、色々な人と交流していた。

そんな昔々のほとんどすべての仲間と、今は繋がっていない。

当時交流のあったサイトは軒並み404だし、名前を検索しても出て来ない。きっともう、同人どころか、オタク趣味自体から足を洗ってしまったのだろう。

当時、二次創作小説を書いていて、今なお(ジャンルこそ変われど)二次創作小説を書き続けているような人間は、本当に稀有なのだ。

 

オフ会の仲間も同じだ。

mixi全盛期は、よくボカロオフに参加していた。自分の主たる活動の場所だった。

ボカロオフやアイマスオフ、様々なオフ会で色々な仲間ができた。

連絡先を交換して、オフ会以外の場所で、個人的に会って遊ぶ仲間もいた。

その頃の仲間たちと、今はほとんど全員、疎遠になっている。どこで何をしているかもわからない。

mixiは退会してしまったが、退会する前からもう仲間たちは更新を止め、ログインもしなくなっていた。

ごく一部の人はTwitterで見るが、結婚して趣味も変わっていたり、自分の知らない人たちと喋っている。

 

インターネットに限った話ではない。

遥か昔、TRPGサークルに所属していたが(まだ雑誌のメンバー募集を見て電話をかけるような時代だ)、この時の仲間とは誰一人繋がっていない。

小中高の友達は一人もいないし、大学時代の友人もみんな結婚して疎遠になってしまった。

色々な時代、色々な場所、色々な趣味で、色々な人と知り合い、その時その時は楽しい時間を過ごした。

その大半の人と疎遠になってしまったが、人生とはそういうものだと思う。趣味も性格も変わるし、環境が変われば人間関係も変わる。

もし今、懐かしい人と会ったとしても、もう当時と同じような空気にはならないだろう。増田も然り。

残る人は残っている。

オフ会時代に知り合った人で今でも繋がっている人もいるし、運営していたサイトの全盛期を知っている人も数人いる。

ケンカ別れではなくても、離れる人は離れていく。それはもう良い思い出として時々振り返り、今いる新しい人たちや、これから出会う人との付き合いに注力した方がいい。

mixiが廃れ、Twitterという新しいSNSが生まれた。

今はサイトやmixiでの自分のことなど知らない、モバマスのプロダクションの仲間や、Project DIVA Arcadeにはまっていた頃に知り合った人たちと付き合っている。

それもいつまで続くかはわからない。モバマスは隠居し始めたし、メンバーはまだみんな若い。彼らもやがては彼女を作り結婚していき、今まで幾度となく繰り返してきたように、疎遠になっていくかもしれない。

それは仕方がないことだ。

 

思い出は大事だが、今は目の前にいる人たちと、全力で付き合うのだ。

人生とは、その繰り返しである。