自殺支援で楽に死にたい
誰もが思っているはずだが、楽に死にたい。
病気になって、臓器を摘出して、体の自由が利かなくなって、手術を繰り返して、苦しみながら衰弱していくような死に方はしたくない。
とはいえ、一瞬でも、痛い思いや苦しい思いもしたくない。
トラックに潰されるとか、溺死するとか、一瞬~2分程度の時間だろうが、それでも怖いし嫌だ。
いつも通り夜寝たら、翌朝起きて来なかった、みたいな死に方が大変理想的である。
年間自殺者数が長い間3万人で推移している。
実際にはもっと多いと思われるが、とにかく大幅に減っているということはない。
長い間、偉い人たちがなんらかの自殺対策をしているだろうが、効果は出ていないと考えられる。
こうなると、もはや自殺対策よりも、自殺支援をしてほしい。
楽に死ねるような薬や、苦しまずに死ねる何かを、技術的・法律的に作ってほしい。
そうしたら、死刑になりたかったなどと言って、無差別殺人に走る輩もいなくなるだろうし、今死にたいけど死ねずに苦しんでいる多くの人が救われる。
死ぬことこそが救済である人は、実際多い。
問題は一点。
その「悪用」である。
技術的に作った薬だろうが、法律的に作った医者による何かだろうが、頭の良い悪人がきっと利用して、死にたくなかった人が殺されてしまうだろう。
本当に止めてほしい。
そういう人たちが、楽に死にたい人たちの希望を奪っているのだ。
……と思う。
【追記 14/01/17】
久しぶりに読み返してみたら、安楽死施設についての言及がなかった。
これを書いた後に思い付いたのだろう。
安楽死施設のようなものがあればいいのだ!
と思って検索したら、同じ考えの人がたくさんいた。安心した。