続編について
22年ぶりに『タイタニア』の新刊が出るらしい。
この作品自体は知らないのだが、22年後に新刊が出ることもあるのだなぁと、その点に感銘を受けた。
自分は冴木忍の小説が好きなのだが、『メルヴィ&カシム』と『道士リジィオ』もまだ続編が出る可能性があるだろうか。
続編と言うと、秋山瑞人の『ミナミノミナミノ』。前編がとても面白かったのに、作者が「あれはもういい」と後編を放棄。
もういいかどうかを判断するのは読者であって、作者が飽きて執筆を辞めるというのは何ともやるせない。
まあ、自分も2003年に3作アップした連載物の小説を、その後10年に渡りストップしているので他人のことは言えないが、そこはプロなんだから頑張ってよと、自分のことは棚に上げて力強く訴えたい。