希望のない世界から

消化試合を生きる

10年を振り返る

二日前に喉の痛みがひどくて会社を休み、今日は朝から鼻水がひどい。

まだ風邪が治っていないのかなと思いながら、ひたすら鼻をかみ続けていたのだが、もしかしてこれ、花粉症なのでは?

さて、いよいよ明日、年齢のひと桁目が変わるので、今日までの10年間を雑然と振り返ってみた。

まとめてみたのがこれだ!

 

f:id:minaryn:20190215164057j:plain

 

何が大きいかなぁ。

今の自分を形成している要素の大半が、ここ10年で発生したものなので、何もかもが大きい。

自分は小中高の友達で今でも付き合いのある人はいないし、大学時代の友達数人もみんな結婚して、もはや年単位で会わない。今遊んでいる仲間のほとんど全員がここ10年で知り合った人だ。

趣味は、ギターと小説が10年以上続いているが、一眼レフを買ったのも10年以内だし、ボードゲームやフルートなどはつい最近のことである。

ソシャゲはそもそもモバマスが始まったのが10年以内で、そう考えると小日向と出会ってからまだ10年経っていないのかと思うと感慨深い。

今の会社に入って、夏に海外旅行に行くようになったのは、人生の大きな変化の一つである。1年の内の数日のことだが、毎年その年の出来事を振り返ると、その旅行が1位に来る。

逆に言えば、数日の海外旅行が毎年1位になるくらい、他に何も起きていない。親は健在だし、ずっと実家暮らしだし、結婚どころかそもそも彼女もいない状態が10年以上続いている。

周りの同世代を見ると、きっとこの10年のビッグニュースは、結婚とか家を買ったとか、子供ができたとか、そういうことだろう。自分は小さな世界で生きているなと痛感する。それが悪いとは思わないが。

 

10年というスパンで振り返ると、ここ数年のオタク体力の低下を痛感する。

ボカロから始まり、『ラブライブ!』にはまったり『艦これ』や『グラブル』を始めたり、アニメも『STEINS;GATE』、『ガールズ&パンツァー』、『弱虫ペダル』、『SHIROBAKO』といった作品を見てはまっている。

そういう、新しい作品との出会いが、ここ最近まったくない。『バンドリ』も気になったが触れなかったし、『シャニマス』はインストールすらしなかった。

デレステ』をやめたらそのままゲームから引退しそうだし、『ユーフォ』に飽きたらしばらく二次創作もやめてしまう気がする。

二次元に飽きているわけではない。興味も増している。ただ、新しい作品に触れなくなった。

毎日『デレステ』をやっているし、『ユーフォ』の二次創作小説はずっと書き続けている。ただ、それだけでもう十分満足している。その状態は、あまり良くないと思っている。

それはオタクのことだけでなく、あらゆるものに対して、新しく始める気力を失っている。

まとめた表を見ると、2018年から始めたものが何もない。実はこの表を作った時に一番衝撃だったのがそのことだ。

すでに始めていることを掘り下げる1年だったと言えば聞こえはいいが、単に意欲が失われているに過ぎない。

 

さて、次の10年。

10年後など生きているかすらわからないが、とりあえず今年、2019年は、年始から新しい輪に積極的に飛び込んでいる。

今のところ空回りが続いていて少々疲れてきているが、友達もどんどん減っているし、掘り下げる1年から拡げる1年に変えたいと思っている。