希望のない世界から

消化試合を生きる

「交流の拡大」

この歳になると、年々一緒に遊べる友人が減っていく。

彼女が出来た、結婚、出産というライフステージの変化から、仕事の多忙化、転職、転居など、様々な理由で遊べなくなっていく。

特に今年は、年の半ばから後半にかけて、ただでさえ少ない友人がさらに減ることが約束されており、このまま何もせずに過ごすと、近い内に完全なるぼっちになってしまう。

それをなんとかするべく、今年は「交流の拡大」を目標に掲げて年始から色々動いているのだが、年齢も年齢だし、なかなか新しい人と出会うのは難しい。

mixiのコミュニティーは知らない人と知り合うのにとても便利だったと、動くたびに痛感するのだが、もしかしたら自分が若かったのもあるかもしれない。

今でもジモティーなどを見ていると、それなりに趣味の仲間が増えそうな投稿はあるのだが、年齢的に参加できないものが多い。

 

ブログ主は輪の中心にいなければ無理だと、ある友人に言われた。

基本的に誰かと遊ぶ時は常に自分から誘うし、待っていても人からは誘われない。ブログ主が誰か他の人の輪にいる光景が想像できないとのこと。

もちろん、その友人は常に自分から誘うのでそういう感想を持つのもわかるが、自分としても納得できる部分がないでもない。

「交流の拡大」を一歩具体化すると、「誘える仲間を増やすこと」となる。待っていても誘われないのだから、自分が誘える人を増やすしかない。

ただ、そのためにはまずは人の輪に飛び込んで、誰かと出会わなければならない。動け動けと自分に言い聞かせて、今年は年始から飲み会などに参加してみている。

今のところ手応えはなく、慣れないことに疲労が蓄積していくばかりだが、動きを止めてしまったらそこで終了なので、まずは闇雲に動いてみている。

 

ところで、先ほど書いた通り、基本的には自分から誘わないと人から誘われない。

今、「交流の拡大」を目標に動いているので、すでにいるよく遊んでいる仲間たちにほとんど声をかけていない。それで向こうから声をかけてくれればいいのだが、そういうことは絶対にないので、結果的に疎遠になっている。

本末転倒ではあるが、この「自分から声をかけなければ切れてしまう関係」を維持するのはなかなか疲れるし、気持ちが一方通行で虚しくなることも多い。

中には何人か、声をかけてくれる人もいて、定期的にどちらかが声をかけ合って関係が継続している。自分はそれが理想なのだが、大半の人は自分から声をかけなければ関係が切れてしまう。

これは普通なのだろうか。よくわからない。

恐らくお気付きの通り、自分の周りにいるのは「声をかけられる側」の人ばかりである。理想はあくまで理想であって、現実には多くの場合、「声をかける側」と「声をかけられる側」の2種類に分かれるようだ。

つまり、自分の周りの人間は、自分から声をかけなくても関係が切れないのである。切れたとしても、他にもどんどん声をかけられるので遊び相手には困らないし、この人でなければいけないという執着もない。もっと言えば、そもそも一人でいることを苦にしていない人が多く、結局のところそういう価値観なので自分から声をかけることもないのだろう。

それは理解できるし、否定することでもない。受け身でいてくれるからこそ、自分が輪の中心でしたいことができている面もあるので、いいとこ取りはできない。

「自分から声をかけなければ切れてしまう関係」を維持しつつ、拡大していく。具体的にそれをするにはどうすればいいかは暗中模索の状態だが、がむしゃらに動き続けている。

 

ところで、デレステの今開催中のLIVE Paradeなのだが、Exエリア最後の大阪の公演目標が達成できない。

あやめは俺的神7(小日向、卯月、みりあ、乙倉ちゃん、響子、中野さん、忍ドル)の一人なので、せっかくだからスターランク15を目指したいと思ったのだが、能力的に達成できない。

自分は大阪以外はなんとかなったが、人によっては山梨や東京なんかもクリアできないかもしれない。始めたばかりの人だと、戦力的にスコアが達成できない目標もあるだろう。

これはどうなのだろう。

最初は編成を考えて目標をクリアしていくのが楽しかったが、絶対に達成できない目標があり、しかもそれによってあやめをスターランク15にできないという状況にもやもやし始めた。

お金と時間をかければなんとかなるものならいいが、能力的にどうにもならないものは著しくやる気を殺がれる。

今回はスターランク14で諦め、いずれLIVE PARTY!!で15にしようと思う。残念だが、そもそもリズムアイコンが741個以上ある曲をフルコンできていない人間には、どうすることもできない。