希望のない世界から

消化試合を生きる

東京遠征24時間強行軍(中島由貴生誕祭、すみぺイベント)

9月は総計17万円を超えるマイナスで終わって火の車のみなりんです。

絵を買ったり、10月の旅行代金を振り込んだり、自動車の保険料を支払ったり、色々重なったのはあるけれど、遠征費がかさんだのもありますね。

大阪横浜京都、東京。その最後の東京の遠征記であります。

 

f:id:minaryn:20170930112834j:plain

 

中島由貴に惹かれたのは、もちろん5th静岡公演で、それまでアーススタードリームなんて存在も知らなかった。

一部では有名だったのだね。結構周りの人間は知っていて、ただ緊急告知とか異物混入とか無料ライブとか、多少揶揄の混ざった知り方だった。

自分も色々調べたのだが、なるほどなんていうかこう、これはなんとも言えないグループだなぁと。

中島由貴自身、中の人に興味を持つ前から乙倉ちゃんの声は「少し微妙だなぁ」と思っていたので、声優としての力量はやや疑問だが、あの『追い風Running』は素晴らしかった。ステージには慣れているのだね。

 

前にも書いたけれど、偶然遠征の日とインストアイベントが重なって、見に行ったら極めて安い金額で2ショットチェキなるものが撮れて、その詳細や感想はその時の記事を読んでもらうとして、とにかく中島由貴がだいぶ好きになったわけですよ。

その生誕祭。これは行くしかないでしょうということで、随分前に1部と2部を両方申し込んだが、両方とも40番台だった。

で、当日を楽しみにしていたのだが、自分が今唯一加入している声優さんのファンクラブ『コルホーズの玉ねぎ畑』から、ファンクラブイベントの案内が来て、これが中島由貴の生誕祭を直撃。

ポジティブに解釈すれば、一度の遠征で両方見られるということで、断腸の思いで生誕祭の2部は諦めることにした。

 

当日、7時出発。名古屋駅から新幹線でビュンと東京へ。メトロで表参道へ。到着は物販開始の10時半だったかな。

とりあえずチェキを撮れるくらい何か買おうと思ったが、大行列。

誰だよ、アーススタードリームは人気が無いとか言ってたヤツは。

大行列の上にちっとも進まないので、物販は諦めた。「そもそもこの規模のイベントでチェキなんて撮れるのか?」とさえ思った。

表参道をぶらぶらして、ファミマで軽く腹に物を入れて、12時に会場に戻る。

40番台で並んだが、手にスタンプがないからと後回しにされた上、事前に受付やってたのにとむしろなんだかスタッフさんに迷惑そうに言われた。

なんだそれ、理不尽だ……。

アーススタードリームのライブもTチケットのイベントも初めてなんだから、もっと優しくしてください。お願いします。

 

で、ライブ。すごく良かった。

前にもどこかで書いたか、俺、オタクのコールってすごく嫌いで、MIXとかイエッタイガーとか、すべての魔女と一緒に生まれる前に消し去りたいくらい嫌いだったのだが、すごく良かった。面白かった。

わかった。あれはアイドル系の文化で、そういう曲との親和性は高いんだ。

中途半端に声優ライブに持ち込むからダメなんだ。

声優ライブのコールって、3パターンくらいの繰り返しじゃんね。どの曲にも同じ3パターンをひたすら使っている。サビはいつもFuFu!FuwaFuwa!。

けれど、違った。

曲によってなんかすごくたくさんコールがあって、バラエティーに富んでいた。

(アーススタードリームのライブを声優ライブに括るかの議論はここではやめよう)

 

アーススタードリーム、元々曲はいいなと思っていたが、インパクトの強い変な踊りに、あの会場の一体感。

なんだろう。すごく良かった。

なんか、実力と人気が合っていない気がする。

今回、300人完売とのことで、表参道GROUNDは確かにいっぱいだった。中島由貴もすごくたくさんの人に来てもらって泣きそうになったというようなことをトークで言っていたが、なにせ中島由貴を初めて見たのが満席のエコパアリーナなので、一体何を言っているのだろうという感じ。

きっと、本当にアーススタードリームって客が来なかったんだろうな。

実力が急激に変わったとは思えない。元々実力はあったが、人気がついてきていなかった。

 

そんなわけでライブが終わって、急いで物販へ。

買う気はなかった変なデザインの記念Tシャツ、Mサイズがちょうど後1枚(全部で後2枚だった)で、前の人が買いそうだったがやめたことにより、運命を感じて購入。4,000円だったので、特典会のチケットを4枚ゲットした。2枚で2ショットチェキが撮れる。

大行列に並んで2ショットチェキを撮ってもらう。驚きの黒さ。

スタッフに聞いたら、別にチケットさえあれば何枚撮っても構わないとのことでもう一度並んだのだが、ここでタイムリミット。

これ以上いたらコル玉イベントに間に合わないと判断し、チェキもサインも諦めて表参道を後にした。

 

メトロで新木場へ。到着してすぐ、とりあえずコンビニでドーナツを買って腹に入れる。

これは、せっかく東京まで来たのに、ずっと飯がコンビニになる流れだ。

新木場STUDIO COAST、表参道GROUNDとは全然違ってでかいわ綺麗だわ。

駅でトイレに行ったばかりだが、ドリンク引換券でジンジャーエールを飲んだら、すぐにまた行きたくなり、トイレへ。

立ち見なので適当な場所を確保したのだが、5分もせずにまたトイレに行きたくなり、トイレに行ったらその場所はすでになくなっていた。

俺の頻尿力は学園都市で8人目のレベル5になれると思う。

 

結構時間があった。

これなら2回目の2ショットチェキ、十分撮れたなと思ったが、それはまあ結果論。

カメラの後ろの特等席みたいなところ(前に手すりもある!)を陣取って、いよいよ開演。

上坂すみれを生で見るのは実は初めてで、歌は色々な動画で見るより上手だった。

新木場STUDIO COAST、音はすごく綺麗だが、ちょっと音が苦手な自分には大きかったな。ライブ用の耳栓とか欲しい。

歌パートが終わると、トークパート。その前にサロンパスを持って客席を1周回ってくれた。近くまで来てくれた。

トークはやっぱり面白い。

上坂すみれは、ラジオとか聴いていて、すごく好きかすごく嫌いかどっちに振れるかぎりぎりのところで、すごく好き側に落ち着いているのだが、なんかこう、好き。

 

イベントは長かった。

大半が動画の視聴で終わったClariSのファンクラブイベントとは全然違うね。

まあ、ClariSはあれが初めてだったし、今後に期待したいところ。

で、長かったので、心の中で表参道は諦めた。

実は、新木場のイベントが終わったら、表参道に戻ろうと思っていた。

ライブは見られなくても、2ショットチェキとチェキサインにだけでも参加できないかなぁと。

コル玉イベントが終わったのは19時半。2時間半におよぶイベントだった。満足。

この時点でアーススタードリームのライブはとっくに終わっているだろうが、まあどうせやることはないし、ダメ元で駆けつける。

 

19時42分に新木場からメトロに乗って、20時過ぎに表参道GROUNDに戻る。

中島由貴の2ショットチェキのちょうど終盤だった。

チケット(Tカード)を見せて、ドリンク代だけ払って列に並ぶ。

衣装が前半と違う。驚きの白さ。

ライブが見られなかったのは残念だが、2ショットチェキを撮ってもらい、サイン会は時間の関係でなかったが、最後の挨拶も聴けたし満足。

表参道GROUND、滞在時間20分くらい。しかし、頑張る価値のある20分だった。

振り返ると、Tシャツが1枚だけ残っていたからチェキを2回撮れたし、1部の特典会が大行列だったから、こうして白黒両方の衣装でチェキが撮れて、とても良かったなぁと。

 

飯屋を探して渋谷まで歩く。

なんだかティンと来ずにすき家になった。せっかく東京まで来て、コンビニとすき家は寂しいが、まあしょうがない。

検索したらさかえ湯という銭湯が出てきたので、そこに行って汗を流す。

東京駅に戻り、23時半の夜行バスに乗車。本当は泊まるのも考えたのだが、前述通りの大赤字だし、翌日特にやることもなかったので、今回は日帰り強行軍を決めていた。

夜行バスはすごい老害のせいで全然眠れず、残念だった。周りの人もみんな寝られずに険しい顔をしていたし、前の人なんて足を投げ出されて乗務員を呼びに行く事態に。

結局乗務員に言われてやめたものの、「おめぇ、誰だ」とか乗務員に喧嘩売ってるし、延々とでかい声で寝言だかわからんが喋り続けるし、ツライ時間だった。

 

7時帰宅。24時間強行軍終了。

このあと無茶苦茶寝た。

 

【追記】

ご本人様たちのブログ: