感情移入したい対象の言動が自分に合わないということ
デレステのゲーム内のPの、アイドルに対するセクハラが酷くて激おこな記事を見た。
まあ、中には「自分はこういうのを求めていた!」という人もいるかもしれないので、全面的に否定はしないが、「何かの作品の主人公の言動が自分と合わなくて感情移入できない」ということは、頻繁に起きる。
例えば自分は、同じアイドルマスターのコンテンツで、シンデレラガールズのドラマCDのPが好きではない。
アイドルが何かするとすぐにブーブー鳴らして、はっきり言ってうるさいし、そのアイドルの個性を殺しているケースも多い。
他に、アニメのシンデレラガールズのP(いわゆる武内P)も好きではない。まずそもそも容姿が特徴的すぎて自分を投影しにくい(感情移入しにくい)上、寡黙な点も自分と違いすぎる。
もちろん、どちらも「自分には合わなかった」というだけで、楽しんでいる人も多いし、否定はしない。全員が楽しめるコンテンツなど、作れるはずがないのだから。
アイドルマスターは、大きく2つ(細かく分けると3つ)の楽しみ方があると言われている。[要出典]
大きくは、「自分がプロデューサーで、アイドルとコミュニケーションを取る」ケースと、「アイドル同士のコミュニケーションを、第三者の視点から眺める」ケースである。
ラブライブなどは後者だろう。アニメには投影できそうな男は登場しないし、スクフェスも「あなた」って誰やねんという感じだ。
女の子ばかり出てくる日常系アニメなどは、基本的にすべてこちら。『ゆるゆり』とか。
アイドルマスターもアニメから入った人には、こういう楽しみ方の人が多いと聞く。
アーケードから入ると、そもそもアイドル同士のコミュニケーションなど皆無で、あれはあくまで、プレイヤーである自分がアイドルとコミュニケーションを取るコンテンツだと感じる。
細かく分けたもう1つは、そこにいる誰かに自分を投影して見るかどうか。
例えば多くのエロゲはそうだし、アニメや小説でも、そこに完全に自分が存在することはない。直接画面のこちらに語りかけてくる、アイドルマスターというコンテンツは特殊なのだ。
このケースでは、投影先に感情移入できないと、作品自体を楽しめないことが多い。
最初に書いた話もそうだし、自分は『ローゼンメイデン(新アニメ版)』をこの理由で切ったのが記憶に新しい。
新しいと言っても、もう3年も前か。
こちらからは以上なのだが、何かまとまらないなぁ。
要するに、「投影先の言動が自分に合わなくても、それを楽しんでいる人もいるかもしれないし、自分には合わなかったと諦めるしかない」ということだ。
デレステの場合は、モバマスという元の作品があるので、「それと違いすぎるのはおかしい」と言えるが、それはマンガが原作のアニメとか、多くの作品に言えることだし、まあしょうがないよね。
気持ちはよくわかる。同じ派生元の作品として、自分はアニメの武内Pはどうなのかと思っているが、まあ諦めるしかない。
なお、デレステは小日向のコミュを追うだけのためにでもやりたいのだが、やれていない。
グラブルだけでも満足にできていないのに、複数のゲームを自分以上にやりこんでいる人たちは、一体どういう時間の使い方をしているのか、とても気になるところだ。