希望のない世界から

消化試合を生きる

「女の方から男を好きになるなんて、きっと都市伝説」

どのエントリーを読んでいた時か忘れてしまったが、突然ふと、「女の方から男を好きになるとか、都市伝説だろう」と思った。

40年近く生きているが、女性の方から好かれるとか、告白されるとか、デートに誘われるとか、そういう経験が一度もない。

別に40年近く引きこもり、先日生まれて初めて太陽の温かさを知ったとか、そういうのではない。

男子が大半だったが一応共学の高校を出て、男子が大半だったが一応共学の大学を出て、22歳で社会に出た。

全体的に周囲に女性が少ない環境だったことは否めないが、まったく男しかいない環境にいたことは少ない。

にも関わらず、女性の方から好かれるとか、告白されるとか、デートに誘われるとか、そういう経験が一度もない。

 

つまり、こういうことは、現実社会では起こらないのだ。ただしイケメンは除く。

 

みたいなことをツイートしたら、mixi経由で知り合い、今でも交流のある年下の男子(といってももう30歳過ぎだが)に、「イケメンじゃないけど、何度かあるなぁ」と言われた。

彼は、自分から見たら十分イケメンだが、確かに世間で言われるような、イケメンと言われて思い浮かぶタイプではない。

それでも、あるのだ。

本当は知ってる、分かってること。イケメンに限らず、普通の人はそういうことの一度くらいはあるのだと。

 

別にいいのだけれど。

自分が好きになった人が自分を好きになってくれれば、順番はそれでも構わない。

そういうことも、めっきりなくなった。

 

Twitterを見ていると、自分と同じように、オタクで彼女もいないという人は何人もいるのだが、わかっている限り何人かは、そもそも恋愛に興味がなかったり、リアルの女性があまり好きではなかったり、過去にも特に好きになった女性がいなかったりする。

つまり、「俺は本気を出せば彼女を作れるキリッ」という可能性を残している。本当に。冗談抜きで。

もう何年も連敗続き。惚れっぽいので、今もまた一人好きな人がいるのだが、一瞬にしてダメそうな空気が流れている。

 

もう、慣れた。(ちせ)

 

来世は、女性の方からデートに誘われるくらいのことが起きる人生だといいな。

今回はリンのおっぱいをなでなでしながら、静かに余生を送ろう。