『響け!ユーフォニアム』2期2話の感想の感想
百合派「秀一要らんだろ」
ノンケ派「百合描写要らんだろ」
『響け!ユーフォニアム』2期の感想を見ていたら、大体こういう感じかな。
ノンケ作品なのに露骨な百合描写が多くて、誰も得していない印象。
両方同意。残念ながらノンケ作品なので、自分ももう、この作品に百合描写は要らないと感じている。
1話と2話を何度も見返しているが、1話最後の花火のシーンはまったく見ていない。
描写は少々露骨だが、百合表現も含めて基本的には原作通りだ。
むしろ、原作の方が百合描写は強い。映像化したから露骨に見えるだけだ。
自分は元々原作を先に読破しているのだが、ずっと『マリみて』系だと思って読んでいたほど。
最後に突然の秀一エンドで3巻を投げ捨てた。
女性が女性向けに書いた作品が、男性には受け入れられなかったという印象。
京アニのアレンジは、本質的には関係ない。これは元々百合百合したノンケ作品。
『けいおん』みたいに男が出て来ないか、『氷菓』みたいにどう見てもノンケなら良かった。
オタクの男の多くは、百合とノンケは両立できないものと認識している。
「彼氏いるけど、麗奈が一番!」みたいなのは意味がわからない。それは二股。
浮気だ二股だNTRだというのは、見ていて気持ちのいいものではない。
「百合厨はみぞれに期待しておけ」みたいな声があった。
そのみぞれの想いが報われないのが2巻(アニメ2期前半)のメインテーマなので、期待しても裏切られるだけだと思う。
何を期待しても裏切られる。
このアニメは、女性とリア充にだけウケて、静かに終わっていきそうだ。
もっとも、「女性とリア充」というのが決して少数派ではないことが『君の名は。』でわかったから、人気作品の一つとして名を残すかもしれない。
秀一のいない久美子と麗奈の百合物語や、みぞれの想いが希美に届く展開を見たい人は、Pixivにお越しください。
所詮は二次創作の小説ですが、少しでも慰めになればと思います。