ニッチな二次創作をわざわざ読んで叩くのはどうしてなのか
最近何をしているかと言うと、ひたすら『響け!ユーフォニアム』に漬かっている。
人生でこんなにはまった作品は他にはなく、今日までで25本以上の二次創作を書き、総原稿用紙換算枚数は1,200枚を超えている。
葉鍵時代に書いたLeafとKeyのすべての二次創作を合わせても、そんなにたくさん書いていない。
昨年からずっと同じペースで、同じような話を書いているのだが、最近批判的な感想をいただくようになった。
しかも、作品の内容にではなく、後書きに対して、不愉快だとか最悪だとか、面と向かって言われたり、陰口を叩かれたり。
後書きで原作に対して批判的なことを書いているのも昔からなのだが、どうして最近急に、と思う。
絵と違って、小説はじっくり読まなければ内容が頭に入って来るものではない。
絵ならクリックしたり、あるいはツイッターでいきなりエログロや受け入れがたいカップリングを踏むこともある。
しかし小説は、わざわざ読まなければ地雷を踏むことはない。
新しい人の作品を読んでみて合わなかったのならわかるが、もう1年以上ずっと同じように書いていて、本編も後書きもわかっているはず。
どうして合わないとわかっていてわざわざ読むのだろう。そして、やっぱり合わなくて批難する。
元々自分の小説は、原作のサイドストーリーではなく、アナザーストーリーだ。
秀一展開が嫌だとか、葉月の恋を叶えてあげたいとか、あみかとの仲をもう少しなんとかしたいとか、麗奈には海外に行ってほしくないとか、みぞれと希美は両想いになってほしいとか、そういう動機で、原作とは異なる展開の物語を書いている。
ニッチで万人受けする内容ではない。感性の合う人だけが楽しんでくれればそれでいい。
Pixivには自分の他にもたくさんの人が小説を公開していて、色々な作品がある。
必ずその人たちにも心から楽しめる作品があるはずで、どう考えても合わずに不愉快になるだけの可能性が高い作品を読むより、他の人の作品を読んだ方がいい。
後書きを書くなということかもしれないが、後書きも含めて公開作品なので、やはり合わないのなら読むべきではない。楽しんでくれている人もいるのだ。そういう執筆動機や作者の人となりも含めて合う作品を探してほしい。
アンチの心理を検索したら、その作品が好きなのだという意見が大勢を占めているが、とてもそうは思えない。
有名作品ならわかる。商業作品ならわかる。
しかし、ニッチな二次創作が合わなかったからと、わざわざ読み続けて叩くのはなんなのだろう。
自分に合わないものは潰すという最近の風潮だろうか。
応援してくれる人たちだけを見て頑張りたいが、結構心が折れる。