希望のない世界から

消化試合を生きる

無料サービスの脆さ~個人サイトへの回帰

気が付くとこのブログを開設して3年近く経っている。

定期的に読んでくださっている人はご存じの通り、このブログはアフィリエイトサービスを利用していない。

何かを紹介したとしても、例えばAmazonへのリンクがあるわけでもなく、1円にもなっていない。

ブログとは書きたいことを書いて、読みたい人が読めばいいと思っており、副業にはしていない。

だからこそ、だらだらと3年も続いているのかなと思っている。

1円でも発生すると、目的が変わってしまうかもしれない怖さがある。

 

それとは別に、はてな匿名ダイアリーも利用している。

匿名ダイアリーは仕事の暇つぶしに眺めているのに大変良く、割と頻繁に眺めては、どうでもいいことをだらだら書いている。

無意味に煽られたりして心が折れることも多く、一度お気に入りからも外して遠ざかったが、また戻っている。

先日、そんな匿名ダイアリーに書いたとある記事が、はてなの運営によって削除された。

とあるブログにリンクし、「この記事を見てからこの人のブログは見ていない」くらいの内容だったと思うが、そのブログ主が削除申請をしたらしい。

トラバやブコメの1件もない、しかも「私は好きではない」という程度の数行のエントリーを、わざわざ運営に申請して削除するそのブロガーに狂気を感じたが、まあとにかくそういうブロガーもいるのだとわかった。

 

本題は、そのメールに書かれた次の文。

 

なお、今後同様の言及を続けられた場合、はてラボおよびはてな全体のサービス利用停止措置などの対象とし、別のアカウントを取得しての再利用もお断りしますので、ご注意いただきますようお願い申しあげます。

 

同様の言及と言われても、ただ「私はこの人が好きではない」と書いただけで、はてな全体のサービス利用停止措置などの対象とするって、なんともな会社だ。

有名ブロガーが、「これを書いた人間が気に入らない」と申請すれば、割と簡単にその人をはてな上から消せるのだ。

もちろん、匿名ダイアリーの利用規約の問題なので、匿名ダイアリーを利用しなければ済む話だが、匿名ダイアリーへの投稿がこのブログやブックマークと連動していると言われ、自分のこのブログも随分脆いものなのだなぁと感じた。

 

基本的にはいつ消されても構わないことしか書いていないが、自分自身が情報として読み返すエントリーは、自分のサイトのどこかに退避した方が良いかもしれない。

あと、はてなブックマークは、普通にブックマークとして利用しているが、これも自分のサイトに、いわゆる昔ながらの「お気に入り」みたいな形で作るべきかもしれない。

結局のところ、はてなは無料で利用させてもらっているサービスでしかなく、いつなんどき消されるかわからない。

今回のとある有名ブロガーの削除依頼により、ちょっとこのブログも含めて、はてなの利用方法を考えようと思った。