希望のない世界から

消化試合を生きる

ボードゲームで遊んできた

先週の土曜日、事情と都合がごちゃごちゃ重なった結果、京都のCafe MEEPLEという、ボードゲームの出来るお店に、ソシャゲ仲間3人で行ってきた。いわゆるオフ会というやつだ。

発案したのは自分だがボードゲームはほとんどまったくしたことがなく、こういうお店にも行ったことがない。もちろん、Cafe MEEPLEさんも初めて。

ごちゃごちゃ重なった事情と都合により、店に入ったのは15時過ぎ。料金はフリータイムで1,700円くらい。18時頃には出なくてはいけない事情があったので、実際にプレイした時間は3時間ほど。もっと遊びたかった。

 

入店

外から見て人がいっぱいだったが、一番大きなテーブルが空いていたので、無事に入ることができた。

このテーブルは後から相席になったが、それは仕方ない。

「ハジメテなの……」と言ったら、親切にお店のシステムを説明してくれた。1時間半の料金もあったが、まあよほどのことがなければフリータイムになるだろう。

スムージーを注文して、いよいよゲームスタート。

 

ブロックス3D

f:id:minaryn:20160613133927j:plain

なにぶん、さっぱりわからないので、店員さんに「3人で楽しめる簡単なゲームを紹介してください」とお願いしたら、カメレオンのカードゲームと、モグラのボードゲームと、このブロックス3Dというブロックゲームを紹介してくれた。

どう見てもこれが一番簡単そうだったのでチョイス。L字型の盤面で2回と、3人なら6段まで積める立体的な盤面で1回遊んだ。(写真は立体的な盤面)

3回しかやっていないのでセオリーとかはわからないが(そういうのがわからずに探している内が楽しい気はする)、先行有利かなという印象。ただ、先行だといきなり他のプレイヤーに周りを塞がれる危険があるし、上にかぶせられる率も高くなる。やっぱり後攻有利か?

あと、変な形のブロックは、後半置けなくなる可能性が高いので、早めに消化したいところ。いかに相手にそういうブロックを置かせないかを考えるのも楽しい。

相手の残っているブロックはオープンでいいかなと思う。正式なルールはわからないが、盤を見て考えればわかる情報を隠すと、みんな相手の残りブロックを考え出して、時間がもったいない気がする。このゲームの本質はそこではないと思った。

立体的な盤面は、早めに最上階(3人なら6段目)を取る方がいいのかな。1回しかやっていないのでわからないが、土台作りに勤しんでいたら完敗した。(写真の緑色)

3人とも勝つことよりも楽しむことをメインにやっていたので良かったが、本気で勝とうと思うと、考える時間が長くなるかもしれない。ストップウォッチの導入も必要かも。

 

CAN'T STOP!

f:id:minaryn:20160613133947j:plain

2つ目。また3つくらい紹介してもらった内の一つ。店員さんは「ダイスを振って進めるだけの、博打要素の強いゲーム」と言っていた。仲間の意見が一致してこのゲームに。ガチャ大好きなソシャゲ勢は、博打要素に惹かれるのかもしれない。

4つのダイスを振って、2つずつの組にして、足し合わせた数字の列を1つずつ進めて行くゲーム。最初に3列取った人の勝ち。

ダイスを振るのは気持ちいいね。自分、ボードゲームは初心者だが、元々TRPG畑の人なので、ダイス大好き。

列は一度のターンでたくさん進めることもできる。ダイスを振り直して、再び同じ数(組み合わせ)ができれば、もう1マス進めるが、できなければバーストになり、何も進められずに終わる。

最初の出た目と組み合わせた数によって、その後の出やすさが変わるので、どう組み合わせるか、何回挑戦するかといったところに、博打要素が存在する。

で、面白かったのだが、いかんせん考える余地があまりないので、1回で終了した。フリータイム内に1回はやりたいが、2回はいいかなという感想。

 

SHEEPLAND

f:id:minaryn:20160613133957j:plain

また3つくらい紹介してもらった中で、明らかにこのゲームを紹介した時の店員さんの声に力がこもっていたので、ややルールが難しそうだったがチョイス。店員さんもオススメらしい。

最終的な勝ち負けは、フィールドの羊の数×そのフィールドの株券で決まる。1ターンにできる行動は以下の中から3つ。

・移動(隣接マスは無料で移動できる。ジャンプする場合は1コイン。移動後、元いたマスは柵で塞がれ、人も羊も移動できなくなる)

・羊の移動(自分のいるマスに隣接するエリア間で羊を移動できる)

・株券の購入(自分のいるマスに隣接するフィールドの株券を購入できる。最初の1枚目は無料だが、値段が上がっていく)

他に、羊の移動と株券の購入は連続してできないとか、必ず自分の移動は1回はしなくてはいけないなどのルールがある。

3回やったが、最初の1回はゲームの終了基準を間違えたため練習とし、勝ち負けがついたのは2回。

自分としては、3つやったゲームの中では、これが一番面白かった。やはり、ルールが複雑になると、その分ゲーム性も豊かになる印象。(複雑であればいいというものではないが)

株券を購入しなければ最終的にポイントにならないが、購入しすぎるとコインがなくなるし、買ったフィールドに羊がいなくなってしまうリスクもある。

上手に移動して羊を囲わなくてはいけないが、羊を集めていたら他のプレイヤーにそのフィールドの株券を買われることもある。

移動するたびに減っていく柵タイル。この柵タイルがなくなったら、最後に1巡して終了。長いようで短く、短いようで長い。実際、2ゲーム目は早々にコインがなくなってしまい、手詰まりになって完敗した。

店員さんが言うように、実に面白いゲームだったが、ごちゃごちゃ重なった事情と都合により終了。もっとやりたかった。

 

総括

突発のボードゲーム会だったが、実に楽しかった。これまで誰かと遊ぶ時に、ボードゲームという選択肢はなかったが、これからは有力候補に入れたいと思う。

次の機会があれば(むしろ是非作りたい)、他のゲームもやってみたいが、SHEEPLANDはもう少し追求したいところ。家の近所に、同じようなボードゲームのできる店があるが置いてないだろうか。(置いてあっても誘う相手がいないが)

Cafe MEEPLEさんは、的確にゲームを紹介してくれたし、ルールも丁寧に説明してくれたし、いいお店だと思う。他を知らないから比較はできないが、特に不満はない。是非また行きたいが、集まった3人が愛知と奈良と滋賀という……。

もっとも、もしまたこの3人で遊ぶなら、恐らく次も京都だろうが。