30代独身オタの哀愁

消化試合を生きる

小金井の ”アイドル” 刺傷事件について少々

 あまり政治経済社会国際の話題には触れず、自分と自分の周りの小さな世界の話しかしていないのだが、今回の小金井の事件はあまりにも理不尽で、無念と憤りでいっぱいである。

 マスコミの記事では被害者がアイドルで、そのファン(=アイドルオタク)による犯行という文字が並んでいる。これについては、被害者は元アイドルではあったが、アイドルと言われて皆が思い浮かべるような類のアイドルではなく、犯人もいわゆる日頃叩かれているオタクとは違う人種だと、たくさんの人が書いている。犯人については、まだまだこれから情報が出てくるだろう。

 それでもなお、マスコミが「アイドルとファンの問題」として取り上げ続けているのは、いわゆる「公正世界仮説」の一種なのだろうか。

 幸いにも「被害者にも落ち度があった」などという話にはなっていないが、それでも「アイドルとファンという特異なオタクの世界の事件であり、我々の世界では起こらないですよ」と、無意識に公正世界を守ろうとしているように見える。

 今度知り合いの身内の会にお誘いいただいたので、ギターを担いで1曲弾いて来るのだが、みんなでわいわいできることを楽しみにしている。新しい知り合いが増えたらいいなと思っている。

 そんな小さなレベルの話と一緒にしてはいけないが、駆け出しのミュージシャンも、ファンとわいわいやるのは楽しいだろうし、そういうところから少しずつ有名になっていきたい人もいるだろう。

 ファンやその距離感が悪いわけではない。犯人の頭がおかしかっただけで、これはどの世界でも起こる話であり、「アイドルとファンの問題」に帰着させたところで、その現実は決して変わらない。


えんいー