LINEは連絡手段として使うには向いていない?
自分はLINEというアプリを、メールの延長で使っている。
もちろん、ごく稀に通話をしたり、グループに送信したりするが、いずれも連絡手段という役割に変わりはない。
メールよりも便利だと感じるのが、既読機能。
返事が来ない状況でも、見ていないのか、見たけど返せないだけなのかがわかるのはとても大きい。
自分がそうであるから、誰もがLINEというアプリを、そういう目的で使っていると思っていた。
ところが、ここ数日で、若い人たちはLINEというアプリをまったく違うふうに使っているのではないかと思い始めた。
1つは、今日はてなでホットエントリ入りしている、巨大LINEグループについてのkakeruの記事。
内容がさっぱりわからない程度には、別世界のことが書いてあった。
1つは、少し前にホットエントリに入っていた、アプリマーケティング研究所の女子高生のLINE調査の記事。
LINEの友だちの平均が386人だという。
そして昨日、高校生くらいの子に連絡がてらLINEを送ったのだが、これが半日以上未読のままだった。
よく見たら、だいぶ前に送ったその一つ前のメッセージも未読のままだった。
無視されているだけではないかとも思ったのだが、結果として追加のアクションを起こさなくても、しばらく経ってから返事が返ってきた。無視する意図はなかったようだ。
kakeruの記事に、「LINEをTwitterのように使いたい人達がいる」と書いてあった。
考えてみれば、友だちが386人、しかもたくさんのグループに所属していたら、未読が3桁とかあっても不思議ではない。
自分もTwitterのTLを全部は追わない。その時開いた近辺を見て終わりだ。
若い人たちは、LINEをそういう感覚で使っているのかもしれない。
それは別に構わない。
ただ、つまりLINEを連絡手段として使うのはまずいのではないかという話。
実際今回も、最終的には返事が来たが、その前からTwitter上では存在を確認していたので、TwitterでDMを送った方がよかったのではないかと感じた。
「連絡はLINEで。Twitterは使わない」というポリシーを、逆にした方がいい相手もいるのかもしれない。
自分の数少ないLINEの友だちは、LINEを自分と同じように使っているので問題なかったが、今回の一件や読んだ記事でそんなことを思った。