希望のない世界から

消化試合を生きる

ワイド4切と、写真の記録サイズ考

ワイド4切は254mm×365mm。

1inchは2.54cmだから、インチに直すと、10.00inch×14.37inch。

300dpiで印刷しようと思うと、1inchで300ドットだから、10.00×300×14.37×300=12,933,000ドット(≒13M)必要になる。

K-3というカメラは、記録サイズにL、M、S、XSがあって、自分は容量の都合からMで撮影している。

これは14M:4,608×3,072。ワイド4切を300dpiで印刷するのに十分なサイズということになる。

 

ちなみに自分は、容量の都合で、長辺を2,800に縮小して保存している。

画質も悪くなるし、せっかくの写真を、どうしてそんなことをしてしまうのだ、という感じはする。

常に最高画質、最大サイズで撮って、全部保存しておくのが良い、という人はいる。

実際自分自身、10年前のオーストラリア旅行で撮った写真が、全部時代を感じる1,024×768で保存されていて、しょんぼりな気持ちはある。

HDDの容量は余っているし、もったいない気がしないでもない。

 

ただ、そういうふうにしているからHDDの容量が余っているのだ。

全部の写真をRAWで撮影して、全部残していたらHDDの容量は一瞬で尽きるだろう。7月の旅行とコスサミ、先日のコスプレ撮影だけで5,000枚くらい撮っているので、1ファイル30MBとしたら、これだけで150GBになってしまう。

自分はプロではないし、特に旅行においては作品を作っているわけでもない。記憶が記録になればそれでいい。

だから、ディスプレイで見て十分なサイズで、L判で印刷するのに十分な程度として、長辺2,800で残している。

 

でもね、10年前、同じ考えてオーストラリアの写真を1,024×768で保存してこのザマなので、きっとまた10年後、どうして全部2,800なのかなぁと思うだろう。

当時はFlexScan 54Tというディスプレイを使っていて、1,024×768で十分だったし、HDDの容量も60GBとかそういう時代だったのですよ。

 

繰り返す。私は何度でも繰り返す。