希望のない世界から

消化試合を生きる

アニメ「響け!ユーフォニアム」第6話感想とか色々

ふむ。見終わったのでつらつらと。

いつも通り、本編および原作のネタバレありで。

 

個人的に驚いたのは、5話の感想で、

>これはアニメでは割愛されると思うが、中学時代に久美子は少し先輩とトラブルがあって

と書いたシーンを、アニメでやってくれそうなこと。

今回はちょっとした回想だったが、オーディションの後であのシーン、もう一度ちゃんとやるのだろう。

 

あのシーンは、単に久美子が先輩とトラブったというだけのものではない。それは本質ではない。

「音楽は好きだけど部活は好きじゃない。楽器は好きだけど、周囲の人間は信用できない」という、黄前久美子の人間性を形成するきっかけ。

あのシーンをやるということは、久美子が今現在そういう人間であるということを、しっかりと描いてほしいなと思う。

そんな、部活動に対して冷めた目で見ている久美子が、本気で打ち込んで悔しがっていた麗奈に例の一言を言ったからその意味が大きくて、麗奈も「ああ、こいつ性格悪いなぁ」と思うわけだ。

アニメだと、その辺と前回の「黄前さんらしいね」を繋げてくると期待しているが、さてどうなるか。

 

今回は麗奈と久美子の絡みが少なかった。

まあ、原作ではこの辺まったく絡みがないので、少しでも絡みを作ってくれるのは嬉しい。

原作だと、麗奈が久美子と祭りに行きたがった理由が少し弱いので、ここはアニメが上手にその場を繋げてくれそうな気がしている。

後は、秀一が変な絡みをして来なければいい。いっそ葉月とくっついてくれるくらいでもいいのだが。

たびたび書いているが、原作はラブストーリーのカテゴリだが、ラブストーリーっぽさはほとんどない。

自分的には、秀一の役目は久美子と麗奈を二人で祭りに行かせるきっかけであり、それ以上のものではない。

今回麗奈が久美子に対して、ちょっと顔を赤くしていたので、原作通りの百合展開を期待できる。

 

ああ、二人の百合展開というと、前に「原作を読んだら二次創作する意欲がなくなった」と書いたが、結局書いてPixivにアップしてあるので、お暇な人はどうぞ。

今日現在、Pixivで「高坂麗奈」で小説検索をすると、1件しか出て来ない『日常の隣で』という小説です。

原作の百合展開で大いに満足だが、やっぱりキスさせたかった。

 

話をアニメに戻して、合奏のシーン、良かったね。

この二人にもスポットを当ててあげないと。

原作だと空気だから。自分の目に入っていないだけかもしれないが。

秀一と同じく、葉月もまた、久美子と麗奈を祭りに行かせるために存在しているように思える。

きっと錯覚。

 

ギターをやっているが、合奏なんてほとんどしたことがない。

他の楽器と合わせたりしてみたいねぇ。

そういえば『けいおん!』を見て、あずにゃんぐを新品で購入したクチなのだが、このアニメを見てユーフォニアムを買う人は出るのだろうか。

なお、あずにゃんぐは絶賛放置で、弦もフレットも錆びてしまった。

 

アニメなんて、自分の思うまま好きに見ればいい。

が、この先の着眼点を敢えて書くと、

・今回ちょっと出てきた久美子の暗い回想と、ユーフォニアムのオーディション、夏紀先輩のこと

・あすか先輩の人間性と部長との絡み(前回、夏紀が言っていた向き不向きの話)

・葵について(2話でアリバイ作りと言っていたあれ)

・トランペット組の確執(ほら、今回麗奈がソロやる気満々だったでしょ)

そして、

・久美子と麗奈の百合展開!

 

わくわくが止まらない。

来週まで生き延びます。