30代独身オタの哀愁

消化試合を生きる

アニメ「響け!ユーフォニアム」第5話感想

5話を見終わったので、なんか心の中にあるものをだらだら書いてみる。ネタバレあり。

サンフェスの曲、原作と変えてきたね。「ライディーン」という曲なのね。初めて聴いたが、好きなタイプ。麗奈可愛い。

 

前半は原作にまったく無いオリジナル。

そういえば久美子、1話でもおっぱいの話をしていたね。

麗奈おっぱい大きいね。アニメではそういう台詞があったか忘れてしまったが、原作では緑輝が麗奈のことを、「胸もおっきいし!」と言っている。

衣装を着た後、目が合って、久美子が目を背けた後の麗奈の表情がいいなぁ。

この子、いつも一人でいるね。ぼっち可愛い。

麗奈が、孤立はしていないが、他人と距離を置き、特定の誰かと一緒にいることを嫌っているような描写が、原作にはある。

ああ、前半は原作には無いオリジナルと書いたが、部の空気が変わったという久美子のモノローグは、それっぽい説明がある。

 

前にも書いたけれど、原作は特に妄想を挟まなくても久美子と麗奈の百合展開が捗る。

前述の通り、麗奈は他人と距離を置いている。

その麗奈が、久美子と二人でお祭りに行く。行く必要はなかった。久美子は秀一から逃げるために麗奈を巻き込んだのであり、本当に二人で行くとは、久美子自身思っていなかった。

麗奈は久美子と「遊んでみたいなあ」と思っていたし、彼女を「好き」だと言っている。

建前やお世辞を言うシーンでもないので、行動を見ても、そのままの意味で解釈して良いと思う。

久美子の方でも、麗奈は特別だ。

これはアニメでは割愛されると思うが、中学時代に久美子は少し先輩とトラブルがあって、それ以来あまり吹奏楽部という団体の構成員(部員)を信用していない。

今のところアニメでは、久美子が前向きに変わっていく様子が描写されているが、原作では割とずーっと流され続けている。

自分の考えを言うのが好きではなく、とにかく流されて合わせる。

みんなにいい子と言われる久美子に、唯一はっきりと「性格が悪い」と言ったのが麗奈で、久美子は麗奈といる時間を、「なんだか楽だ。沈黙が苦ではないと思うのは、初めてかもしれない」と言っている。

 

サンフェスに向かうバスで、久美子は秀一の隣に座った。

原作では緑輝の隣に座っている。

そこはかとなく、ラブストーリーに持って行こうという感じがする。

この作品はラブストーリー大賞作品ではあるが、女の子同士のドロドロとした人間関係が中心の作品である。

久美子は成長させるよりも、腹の中は不信と諦め、妥協に満ちていて、そんな内心を覆い隠してへらへら笑っている方が似合っている。

そんな自分を、麗奈の前では出せる、という原作の空気が好きなので、どうか恋愛方面には走らないでほしい。

 

5話の一番の見どころは、麗奈と久美子の帰宅シーンだろう。異論は認めない。認める。

もちろん、アニメオリジナルだが、久美子が「全国行けるとかありえない」と本音をぶちまけている。

見せ方は違うが、この辺は原作の根底にある久美子像なので、今後に期待が持てる。

その後、麗奈が笑って、「横前さんらしいね」と言う。

久美子はその微笑みの意味を理解していない。「謎」だと言っている。

原作通りの解釈なら、ここまで書いてきたように、麗奈は久美子を性格の悪い女だと認識している。(実際俺もそう思う)

麗奈がそう思うきっかけとなったのが、中3の時の久美子のあの一言なので、このシーンは、「やっぱり黄前さんは性格悪いね。そういうところ好き。ふふっ」と解釈できる。

いや、本当に。俺の妄想とかじゃなくて、原作通りの解釈ならそうなの。原作読んで、お願い!

 

まあ、そんな感じで、この先女同士のドロドロ&麗奈と久美子の百合展開が捗るか、青春と久美子の成長と恋愛の物語になっていくか。

どっちに行くか不安と楽しみの混ざる5話だった。

 

ところで、久美子が麗奈に言った一言だが、原作ではあれを麗奈に謝っていない。

アニメではどうなるかわからないが──ここ重要なポイントだが、原作ではあの一言、久美子は麗奈に対して申し訳なく思っているわけではなく、「麗奈は泣くほど悔しかったのに、自分はまったく悔しくなかった」という、そのことに重きを置いている。

最初から無理、頑張ってもしょうがない、そこそこで満足して楽しめればそれでいい。

部の方向性を多数決で決めた時も、原作では久美子は麗奈のことなどまったく気にしていない。

ただ多数決というのが苦手で、多くが手を挙げた方に自分も手を挙げるという人間性が描かれている。

この子は全国を目指して頑張る気はなかった。恐らく葵以上に。

ただ、みんながそうするならまあ自分も頑張ると、ただ流されただけ。

中学の頃先輩とトラブルがあった後、部活を辞めようとも思ったが、結局辞める勇気もなく続けた。

そんな久美子が、最後に次の大会に行けたことに感動する。

原作に描かれている久美子の成長はそれだけ。それだけだが、久美子にはものすごく大事なことで、まあなんていうか、そういう話。

 

この黄前久美子という、結構しょぼい、けれどどこにでもいそうな女の子をどこまで掘り下げてくれるか、あるいは原作とは違う人間で描かれるのか。

6話も楽しみである。

とりとめもない駄文にお付き合い、ありがとうございました。