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30代独身オタの哀愁

消化試合を生きる

小さなシステム屋さん

大体自分が1日働くと、お客様から4万円くらいもらわないといけません。

月に20日だとして80万円。

そんなに自分の給料が高いのかというとまったくそんなことはなく、ここから諸経費や偉い人の給料、その他の色々なものを出さなくてはいけないし、利益も産まないといけない。

だから、やっぱり最低でも1日4万円はほしいのです。

 

お客様が簡単なシステムを作ってほしいと言ってきます。

要件定義から実装、テスト、納品物として必要であればドキュメント類の作成を考え、ひと月かかると、80万円の見積もりを出すわけです。

お客様は、そんなにもかかるのかと驚きます。

高機能なExcelが12,000円で売っているから、そのExcelVBA)で作るシステムなんて安いと思うようです。

そうでなくても、システムは元手(ここでは材料費など)がかからないから、安いと見られます。

 

逆に、最初から予算が20万円しかないと言われたシステムは、5日で作らないといけません。

1週間です。1週間で仕様をまとめて実装してテストをして出来るシステムなんて、おもちゃみたいなものです。

前にVectorに、画像ファイルの回転情報を一括変更するアプリをアップしたのだけれど、あれで2日。

実装2日で作れるものなど、その程度です。

 

お客様からもらえる金額が変わらないのであれば、利益を増やす方法は3つ。

1つは生産効率を上げる。

もういっぱいでち。

1つは人数を増やす。

特にうちの会社においては、開発部隊の人数に対して、家賃や偉い人の給料が高いので、割り算の分母を増やすことは一つの解決策です。

ですが、人は簡単には増やせません。募集しても自分程度のレベルの人間すら来ないし、仕事量にも波があるので難しいです。

となると、最後の1つ。給料を減らす。

 

大体、システム屋がきつくて安い仕組みはこんな感じです。

お客様からもらえる金額が増えるのが一番いいのだけれど、システムはおおむね、それ自体が利益を産むものではないので、お客様もそこにはあまりお金をかけられないのですね。