希望のない世界から

消化試合を生きる

レビューの平均値

食べログを見ていると、大体平均的なお店(普通に美味しく食べられるお店)は★3のようである。

点数のヘルプを見ても、3.5点以上は全体の4%しかなく、★4なんてお店は相当評判が良い模様。

まあ、☆が5つあるのだから、★3が平均なのは当たり前に思えるが、必ずしもそうでもない。

 

例えばAmazonのレビューを見ると、普通に面白かった・役に立った本の評価は、★5である。

★4になると、★を1つ分減点した理由が書かれているケースが多く、★3だと悪い部分のレビューが増える。

明らかに★5(満点)からの減点方式になっているように感じる。

 

同じように、ヤフオクも、何事もなく取引が終わったら「非常に良い」をつける文化がある。

楽天ゴルフのゴルフ場の評判は、「良い」(★4)になっていたら「とても良い」くらいの印象がある。

つまり、★3からの加点方式で、何か特別すごく良いことでもなければ、★5はつかない。

 

ここまでは別に良い。

畑が違えば、同じランクの評価に対して★の数が違っても問題はない。

 

問題は、例えばAmazonで、ベタ褒めなのに★3をつける人が、現実存在することだ。

もちろんレビューの中身までしっかり見ればいいが、一覧やサムネイルでは★の数がとても目立つ。

食べログなら★3は平均的だが、Amazonでは少なくとも満足した商品に対してつける評価ではない。

 

★は便利だが、レビューする人が同じ基準でつけられるような仕組みが必要かもしれない。

というお話。

特にこれ以上踏み込まない。