30代独身オタの哀愁

消化試合を生きる

セン馬考

昨日、ふとセン馬のことを思い出した。

セン馬とは去勢された牡馬のこと。繁殖能力がないから、種牡馬になることができない。

競馬は血統を楽しむものである。

セン馬はどれだけ活躍しても血統を残せないから、どうしてもロマンを感じられない。

自分が競馬をやっていた頃、サイレントウィットネスというとても強い短距離馬がいたが、この馬もセン馬だったので、強い走りを見ても一瞬の輝き感が拭えなかった。

その血脈は必ずそこで途絶える寂寥感。

 

結婚できる可能性も、彼女になってくれる可能性もゼロの女の子と遊ぶ楽しさは、この一瞬の輝きに似ている。

ゼロだからこそ遊んでくれた現実もまた、去勢したから活躍しているというセン馬のそれに似ている。

 

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