相手にわかる言葉で話そう
つい今し方、メロンブックスにて心に引っかかることがあった。
以下、レジでの自分と店員のやりとり。
自分「すみません。商品を引き取りにきました」
店員「アットメロンですか?」
自分「えっ? あの、通販のです」
店員「アットメロンですか?」
自分「はぁ、たぶんそうかと」
店員「それでしたら、隣のレジでお願いします」
この4行目がどうも腑に落ちない。
3行目の時点で、自分に「アットメロン」という単語が通じていないのは明白だし、少なくとも店員の方は、自分がアットメロンのことを言っているとわかったはず。
自分は「通販=アットメロン」という確信が持てなかったが、店員も同じだとは思えない。
ではこの4行目はなんだったのか。
もし5行目で、自分が「アットメロンとはなんですか?」と聞いたら、店員はなんと答えただろうか。
「通販のことです」と答えたら、自分は「今そう言いましたけど」としか言いようがない。
これは他山の石としたいところ。
要するに、客にわかる用語で話しましょうということ。
自分はシステム屋で、ついお客さんに、「これはデータベースの主キーになっている項目なので、変更できません」などと言ってしまうが、「データベースの主キー」と「アットメロン」は同じではないか?
自分側の世界、都合、用語を押し付けてはいけない。
今回の件、情報量が変わることなく二度繰り返された4行目は、用語を知らないことをバカにされたように感じた。