希望のない世界から

消化試合を生きる

お金はあるけど遊び相手がいない

世の中にはA「遊びたいけどお金がない」という人と、B「お金はあるけど遊び相手がいない」という人がいる。

このBがAにおごって一緒に遊ぶというのは、両者の利益が一致していてとても良いと思う。

むしろ恩恵はBの方が大きいので、Aには遠慮をしてほしくないものである。お金を作るより、遊び相手を作る方が遥かに難しいのだ。

Bにとって、「遊びたいけどおごってもらうのは申し訳ないし……」という断られ方は、「あなたとは遊びたくない」とはっきり断られるよりキツイ。(経験談)

ここで誤解してほしくないのは、「遊ぶためのお金がほしい」とは違うということ。つまり、援助交際の図式とは異なる。

あくまで、遊ぶという目的が一致しているケースにおいて適用される。

 

ということで、クリスマスのたびに、オシャレなレストランのクリスマスディナーコースとか食べたいと思うが、相手がいないので、「クリスマスディナーコースとか食べたいけどお金がない」という可愛い女子高生は、是非声をかけていただければおごりますので、一緒にクリスマスディナーコースを食べに行きましょう。

そしてライトアップされた港のプロムナードを手を繋いで歩いて、ふと立ち止まって見つめ合い、ふわっと抱き締め、そっとキスをしてからはにかみ、どちらからともなくホテルに……あっ、お巡りさん、お勤めご苦労様です。

えっ? この子? いえ、知らない子ですね……。