希望のない世界から

消化試合を生きる

通勤カバン

通勤カバンを変えた。

今まで、結婚式の引き出物のカタログギフトでもらった5,000円相当のカバンを使っていたのだが、気が付いたら角が傷んで穴が空いていた。

せっかくだから良いものを買おうと、名古屋高島屋の7階に赴いた。

展示してあるカバンを見ると、金額が50,000円とか60,000円とか、高いものでは100,000円を超えるものなどがズラリと並んでいて、結局一つも手に取らずにその場を後にした。

良いものは持ちたいが、やはり身分相応というものがある。庶民が下手に高級なものを持っても、逆に格好悪いだけだ。

などと自分に言い訳しながら、その足で東急ハンズのカバン売り場へ。

結局、バカの一つ覚えでmaster-pieceをチョイス。今まで使っていたカバンと同サイズの、Density No.01356というカバンを購入した。21,000円。

まあ、高いか安いかは収入によって見え方が違うだろうが、自分としては今まで使っていたカバンの4倍もする値段のものだし、形、手触り、機能性ともにとても気に入っている。

良いものを持つと気分が良い。

もうこの歳で彼女の一人もいないと、自分で自分のために高いものを買って使うくらいしか、喜びがない。

それはともかく、これでボディーバッグ、ショルダーバッグに続き、master-pieceの製品は3つ目である。

前に別の記事で、東方Projectの音楽CDは凋叶棕というサークルを知って満足したと書いたが、どんなものでも自分の感性にマッチするメーカーに出会えると幸せだ。

自分の感性にマッチする女性は……いや、いい。なんでもない。