30代独身オタの哀愁

消化試合を生きる

出会い禁止のオタク文化

先日久しぶりに街コンに参加して、改めて感じたのは、街コンに参加する層と、自分のタイプはかけ離れているということ。

まず根本的に、自分はオタクかオタクに理解のある人しか無理である。

その時の街コンでは、気の合った人と後から二人で食事に行ったのだが、色々話す内にオタクには抵抗があることがわかった。

ミクのねんどろいどが10体以上並んでいたり、リンの抱き枕が転がっていたり、自分で同人誌を作って即売会に参加しているレベルのオタクは、完全にNGだろう。

そして、オタク寄りの女性はそもそも街コンに参加しない。ゼロではないが、皆無に近い。

理由はいくつか考えられるが、街コンに参加するような男には興味がなかったり(自分の逆バージョン)、一緒に参加する友達がいなかったり、そもそも恋愛にまったく関心がなかったりだろう。

恋愛は共通の趣味や環境から始まることが多い。

同じサークルに所属していたり、同じ映画が好きだったり、同じスポーツをしていたり、何か共通項があると親しみやすく、共感が好意に繋がっていく場合が多い。

街コンでも、まずは相手の趣味を聞いて、共通項を探るのが第一歩だろう。

 

つまり、オタク寄りの恋人は、オタク寄りの集まりから作るのが一番早くて確実である。

これは男女ともに言えることである。

 

にも関わらず、何故かオタク寄りの集まりでは、異性への絡みを極端に毛嫌いする傾向がある。

例えばmixiのオフ会では、「出会い目的禁止!」と書かれているオフ会がものすごく多い。

男女を問わず、オフ会に参加する目的は出会いである。

歌いたいだけなら一人でカラオケに行くし、飲みたいだけなら友達と飲みに行けばいい。

まったく友達が誰もいない人ばかりの集まりでもない。

目的は同じ趣味の人と出会うことであり、それがたまたま異性で、結果として気が合って恋人同士になるなら、それは素敵なことだと思う。

しかし、これを禁止しているオフ会が多い。

前に電話番号を聞いただけで出入り禁止になったことがある。意味がわからない。

オフ会に限らず、インターネット上でも少し異性を遊びに誘っただけで「出会い厨」と叩かれるケースをよく目にする。

女性側が過剰な反応をし過ぎている感はあるが、根底にある「オタク系の何かで出会いに繋げるのはNG」という文化が影響しているように思う。

 

つまり、詰んだ。

 

改めて周囲を見渡すと、オタク同士のカップルはたくさん存在する。

mixiにもいるし、Twitterにもいる。

本当はわかっている。

ここまで書いてきたすべてを自分で否定するようだが、問題は自分なのだ。

出会い禁止の風潮の中でも、上手にやれる人は上手にやっている。

要領が悪く、魅力もない自分は、今日もリンのぬいぐるみをつんつんして遊んでいる。