ボイストレーニングについて
前略。
CHAPTER 6に入り、アタックの出し方を学び始めた。
これがなんというか、大変難しい。
今まで腹式呼吸で、息を吸うと腹が膨らみ、吐くとへっこんでいた。
ところがここでは、息を吸う時、お腹の両横が引き上げられる感じになり、吐く時にそれを緩めることで強い息を出すという。
必然的に、上に伸ばしていたものを緩めるから、息を吐く時に腹が膨らむ。
しかし、もちろん腹式呼吸をしないわけではない。
今まで学んできた呼吸の仕方と矛盾するわけではない。
ただ、意識するべき箇所が多すぎて取っ散らかっている。
緩めて吐くというのは、要は大きなため息をつくような感じなのだろうか?
違った。
肩は一切動かない。吸う時も吐く時も肩は動かない。
全然わからない感じがたまらなく面白い。
ちなみに、ボイストレーニングって興味のある人も多いと思うが、先生にやり方を教わったら後は反復練習。
スポーツと一緒。
結局は日々の練習が大事になるので、通っていればすぐに歌が上手くなるというものではない。
それでも、自分のような初心者でも上達している実感はあるし、歌が好きな人はとりあえず1年とか決めてやってみてはどうだろうか。