希望のない世界から

消化試合を生きる

『神のみぞ知るセカイ』展開予想

三次元の異性系のネタが続いているので、天理の話でも書こうかな。

今、『神のみぞ知るセカイ』にはまっている。コミックは23巻まで出ていて、香織と戦っている。

過去編は過去編で面白いが、後付けっぽい話が始まると、矛盾が生じないが不安になる。(サウンドマン)

 

この物語、もしも最後が恋愛に帰着するなら、相手は天理かなと思う。

歩美、かのん、栞、月夜、結の5人は並列なので、一人が突出することはないだろう。

個人的には歩美が好きなのだが、客観的に見て歩美はない。

最終的には女神がどこかに帰って、この5人の記憶はなくなるのではないかと思っている。

 

残るのは攻略の記憶こそないが、素で桂馬を好きになったちひろと、元々攻略対象ではない天理だけだ。

ある程度事情を知っている上、歩美の記憶がなくなったことで、ちひろは桂馬には否定されたが「自分にも前に何かあった」と確信するだろう。

気持ちが再浮上する可能性もある。

しかし、桂馬が「事情により攻略をしていただけ」なのは明らかな上、19巻の終わり方があまりにも美しいから、ちひろの再浮上はそれ自体が美しくない。

 

となると、残るのは天理だ。

しかし、「残るのは天理だ」というだけで、この消去法的な理由がいまいち盛り上がらない。

誰か一人決めるなら天理だと思うが、現段階ではキャラが弱い。

これから過去編で天理の存在感が強まるか、あるいは自分の考えるような平凡な展開とはまったく違う物語になって欲しい。

ディアナに翼が戻った理由もまだ謎のままになっているし。

 

もう一つ。

恋愛に帰着せず、日常に帰着することも十分考えられる。

誰もどこにも帰らないなら、一番最初に登場した主要キャラの女の子が、結局桂馬とずっといるだろう。

自分としては、この子と恋愛に帰着するとんでもない展開もアリだと思っている。

 

続きを楽しみにしている。

そして、大きな矛盾なく完結してほしい。