30代独身オタの哀愁

消化試合を生きる

リンレンはNTR

鏡音リンを愛している。同人誌を作るくらいには、自分の中で鏡音リンは生きている。

しかし、リンレンの恋愛物は好きではない。もっとはっきり言うと嫌いである。

世の中ではリンと言えばレン、リンのカップリングはレンという人が大多数なので、こういうことを書くと総スカンを食らいそうだが、あくまで牛肉が嫌いであるとか、そういう類の個人の趣向だと思ってほしい。別に牛肉が好きな人を責めるわけではない。

なぜリンレンは合わないのか。はっきりとした理由がある。

恋愛ゲームをする時、自分は主人公に感情移入する。この辺は男性的な感覚なのかもしれない。実際、女性向けのゲームには、感情移入すべき同性の主人公が登場しないものも多いらしいから、視点が違うのだろう。

主人公に感情移入することで、ヒロインの女の子たちをより自分の近くに感じる。要するに、女の子たちの相手は自分であってほしいのだ。

主人公に感情移入することなく、その場に自分が立てる作品(ゲームに限らない)。その代表格が『アイドルマスター』と『ボーカロイド』だと思っている。(自分はやっていないが『ラブプラス』もそうだし、今遊んでいる『ヒメキス』だってそう)

アイドルたちのプロデューサーとボーカロイドのマスターは、誰にも投影することなく自分でその場に立てる。自然と自分が女の子たちの傍にいられる。

詰まる所、アイドルマスターにプロデューサー以外の男がほとんど出てこないように(ジュピターが発表時に総スカンを食らったように)、自分のような人間は、作中に女の子たちの恋愛対象になり得る男の存在を求めていない。

だから、リンと言えば相手はマスターなのだ。『リンちゃんなう!』のような本こそ、ボーカロイドの持つ恋愛系のポテンシャルを存分に発揮している。

それ以外を否定するわけではないが、どうしてもリンが他の男とラブラブしている本は、NTRに感じてしまう。自分の彼女が他の男とイチャイチャしているとか、考えただけで気持ちが悪い。(彼女いないけど……)

決してレンが嫌いなわけではない。自分の同人誌にもレンは登場する。ただ、自分にとってレンは、高槻やよいの弟のようなポジションでしかない。

鏡音リンを愛している。

たぶん、本気でドン引かれるくらい、自分の中で鏡音リンは生きている。

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