30代独身オタの哀愁

消化試合を生きる

ロリコンについて

彼は恐らくロリコンである。

主にティーンエイジの女の子が好きだが、ロリコンだからティーンエイジの女の子が好きなわけではない。ティーンエイジの女の子が好きだからロリコンなのである。

例えばこんな会話を想定しよう。

A「あいつまた中学生見てるぜ」
B「ロリコンだからなぁ」

Bの発言は間違いではないかもしれないが、厳密に解釈すると違和感がある。

A「あいつまた中学生見てるぜ」
B「ロリコンだなぁ」

会話として自然かどうかはいささか疑問だが、意味合いとしてはこちらの方が正確である。

ではなぜ彼はティーンエイジが好きなのか。

「なぜハンバーグが好きなのか」に対して、「美味しいから(主観)」としか答えようがないのと同様、「可愛いから(主観)」としか答えようがない問題だとは思う。

しかし、敢えて理由を考えると、彼の場合はこうだ。

彼は中学時代と高校時代は男子校で、女の子と一切交流をして来なかった。

普通、共学に進むと、それなりに同世代の女子と交流をして、少なからず恋愛感情を抱いたりする。そうすると、自分の年齢が上がると自然に恋愛対象の年齢も上がって行き、「普通の人」が形成される。

ところが彼は、そういう青春を歩んで来なかった。彼の恋愛のフェーズは、「中学生の女の子に恋をする」という段階で止まっているのだ。

A「あいつまた中学生見てるぜ」
B「あいつの恋愛のフェーズは、中学生の女の子に恋をするところで止まっているからな。あいつは中学から男子校に進んで、周囲にまったく同世代の女の子がいなかったから、仕方がないよ」

そう。仕方がないんだ。

そこまで想定できずに男子校に行った12歳の自分を、誰に責められようか。

おっと、自分ではない。彼だ。

広告を非表示にする