希望のない世界から

消化試合を生きる

ボーカルレッスン終了

某大手音楽教室のボーカルレッスンを辞めた。

2年半くらいかと思ったら、4年半も続けていた。

特に不満があったわけでない。

ただ、成長が鈍化してきたことと、新しくフルートを習い始めてそちらに力を入れたくなったこと、習い事を2つやるのは体力的にも金銭的にも厳しかったから。それくらい。

毎月のことだからあまり意識していなかったが、トータルで65万くらいかけたことになる。

65万円分の成果があったかはわからないが、始める前より格段に上手になったとは思うし、逆に限界も感じた。

時々、アマチュアと言わず、身近にいる友人クラスの中にも飛び抜けて歌の上手い人がいるが、それには才能もしくは、今以上の努力(練習量)が必要だとわかった。

今の自分の熱意や環境(つまり練習量)で到達できる限界点を80だとすると、伸びはこんな感じ。縦が点数で、横が月数。

 

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どんな習い事でも言えることだが、70点から80点にするより、0点から50点にする方が簡単だ。成長も感じる。

今、フルートの教室に通っていて、どんどん上達しているのがわかる。練習すればするほど伸びている。

しかしこれも、今の練習量で到達できる限界があって、やがてはボーカルレッスンと同じになるのだろう。

今の時点で、フルートはその限界点が見えない。ボーカルレッスンはそれがわかった。限界を感じた。

随分先生にも他の生徒さんにも残念がられたし、自分も寂しくはあるが、月額12,500円ほど、月3回なので、1回4,000円を超えるレッスンを惰性で続けるわけにはいかない。

 

さて、ボーカルレッスンを辞めた分、何かしたい気持ちになっている。

もちろん、フルートに専念するために辞めたのはあるが、実際のところボーカルとフルートを半年以上両立していたし、一番の理由は費用対効果だった気がする。

元々、昔から何かしら習い事をしていて、ギターを習っていたこともあるし、ゴルフのスクールに通っていたこともある。

今のところ、一番やりたいのは英会話だが、何故だかどうもこう英会話は最初の一歩が踏み出せない。なんだろう。会話って絶対に「相手」が必要だから、敷居が高く感じるのかもしれない。

とりあえず、先日書いた通り、フルートを本気で追い込む必要があるので、春まではフルートに専念して、何か新しいことを始めるかは、暖かくなってから考えようと思う。

ブロック

昨日Pixivで、とあるキャラを検索していたら、とても上手な、自分好みのイラストに巡り会った。そのキャラでアップされたイラストはPixiv全体でも一桁しかなく、その中でも圧倒的にその人のイラストが上手なので、何の作品の何のキャラかは割愛する。

それで、Twitterをやっているようだったので、プロフィールのリンクをなにげなくクリックしたら、衝撃的な画面が表示された。

 

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自分がその人を知るより先に、その人が自分を知って、しかもブロックしたくなるくらいの何かを与えたことに、なんだかとても衝撃を受けた。

Pixivのフォローユーザーが1,000人以上もいるような、自分からしたら天上の神絵師である。自分のアカウントは1年前からずっと鍵をかけているので、恐らくそれよりも前にその人の目に留まり、ブロックボタンを押させたのだろう。

もちろん、たまたま何かのワードで検索して、不愉快な表現とかがあってブロックしただけだとは思う。それでも、一瞬とはいえ、そんなすごい人になんらかの影響を与えたことがにわかには信じがたい。

この話を友人にしたら、良い意味でか悪い意味でかはともかく、「それはすごい」と言った。彼は「自分は誰にもブロックされていない自信がある」と言った。実際彼はTwitterをROMで使っており、ほとんどまったくツイートをしていない。彼のプロフィールやツイートに辿り着くことはないし、辿り着いてもブロックをする理由がない。

自分も、なんだかすごいと感じた。もちろん、自分がいいなと思った人に嫌われているのは悲しいが、同じツイートでも好きになってくれる人もいれば、嫌いになる人もいる。こればかりはしょうがない。

たぶん、深い意味はなかったのだと思う。自分も割と気楽に、むしろ今後絡むことがなさそうな人ほどブロックするので、その程度のことだと思う。思いたい。

 

ブラバンDayというイベント

管楽器を始めるまで知らなかったのだけれど、様々な楽器店が『ブラバンDay』なるイベントを実施しているのだね。

ざっくり言うと、楽器経験者が楽器を持ち寄って、みんなで演奏するというもの。

楽器経験者であればレベルは不問とあったので、先日とある楽器店の『ブラバンDay』に参加してみた。

 

何日かに分けて行われて、最後には演奏会がある、その第1回だったのだが、行ってみたら和気藹々。

どうやら今回の企画の第1回というだけで、すでに同じ企画が何度も行われており、講師も含めてほとんどが知り合いだった。

これはなかなか居心地があれだなぁとは思いつつ、ぼっちには慣れているので、指定された椅子に座り、置いてあった楽譜を見て青ざめた。

 

難易度が高い。

「楽器経験者であればレベルは不問」という言葉の意味を取り違えた。これは、「ある程度のレベルでなければ楽器経験者とは言えない」という意味だったのだ。

じっくり練習すれば、今のレベルでもある程度吹けそうな曲もあったが、1年未満の自分が初見でどうこうできるレベルではない。

早々に講師を捕まえて、この日は見学を申し出た。

 

結局練習の数時間、1音も出さずに座っていたのだが、みんな上手だった。やはり全員が元吹奏楽部員か、何年もやっている人ばかり。細かいところはともかく、初見でちゃんと演奏になっている。

個人的にはああいう演奏を背中で聴いたことがなかったから、とても楽しかったし、良い経験になったのだが、講師や他の参加者には気を遣わせてしまったかもしれない。

間違って紛れ込んでしまっていたたまれない初心者の図になっていたが、自分自身は全然気にせずに楽しんでいた。

 

そんなこんなで、帰り際、講師からは「次回も来てね」と言われたが、それを言葉通り受け止めてはいけないだろう。

とりあえず次の練習日まで本気で練習して、少しでも吹けそうなら参加、やっぱり無理そうなら諦めようと思っている。

元々教室の先生から、1年未満にしては上手いとは言われていたが、そういうレベルで足りる場所ではなかった。先生には事情を説明して本気を出す宣言をしたので、ちょっと自分を追い込もう。

 

久しぶりにデレステを起動して乙倉ちゃんのために走っている場合ではない。(久しぶりにデレステを起動して乙倉ちゃんのために走っている)

 

グラブル:スタダ、サプチケの軌跡

過去記事から移転。

スタダ レナ  
2015/03/10 ゼタ  
2015/05/18 サラ クラリスの予定だった
2015/07/17 クラリス  
2015/09/16 ヴァンピィ  
2015/12/10 ペトラ アンリエットの予定だった
2016/03/13 シルヴァ パーシヴァルと一騎打ち
2016/04/15 パーシヴァル アンリエットの予定だった
2016/05/29 アテナ コルワと一騎打ち
2016/07/13 コルワ  
2016/10/12 フェリ  
2016/12/17 ジュリエット グラーシーザーと一騎打ち
2017/01/12 ユイシス グラーシーザーと一騎打ち
2017/03/15 火ソシエ 火古戦場用
2017/05/09 グラーシーザー  
2017/08/07 クラリス  
2017/10/13 アン グラーシーザーと一騎打ち
2017/12/12 グレア 闇ゼタと一騎打ち
2018/01/19 トール エレメントからの再取得

 

ブックオフは変わってしまった

今度1,200年ぶりにソードワールドのセッションをすることになって、昔のソードワールドの小説が読みたくなった。

具体的には山本弘の『ソードワールドRPGアドベンチャー』全5巻だが、たとえばデュダの小説でもいいし、『混沌の夜明け』とかでもいい。

どんなのがあるかワクワクしながら近くのブックオフに行ったのだが、何もなかった。

100円本もすごく綺麗で、自分が高校時代や大学時代の本などまったく置いていない。

名古屋は熱田の大型店や港区の大型店にも行ってみたが、状況は同じだった。

最後に地元の小さな店舗にも行ってみたが、やはり綺麗な本しか置いていない。

古いソードワールドの本だけではなく、例えば当時の『ロードス島戦記』や『ルナル・サーガ』、例えば昔好きだった富士見ファンタジアの冴木忍の小説なんかも、1冊もない。いわゆるあの頃の本がまったく置いていない。

古いから置いていないというわけではなく、恐らくもう綺麗な本しか置いていない。しかし、そんな大昔の本が、綺麗な状態で残っているわけがない。だからもう、それらの本はブックオフでは手に入らない。

いつからこうなってしまったのか。少なくとも、2013年7月の段階では、旅行に持って行くために、上記の地元の小さな店舗で、『狼と香辛料』の1巻、『サーラの冒険』の最終巻など、古い小説を5冊ほど買った記録がある。

あれから4年の間に、ブックオフは変わってしまった。

もちろん、置いてある本が綺麗になったのはいい。昔はどの本も汚くて、自由人みたいな人がたくさん店内で立ち読みしていて、すえた臭いが充満していて、本を買おうという気分になる店ではなかった。

しかし、綺麗になったことで、古い本が一掃されてしまった。

まるで高くなったマクドナルドのように、自分には必要のない店になってしまった。

もっとも、4年も足を踏み入れたことのないような客など、向こうも必要ないのだろうが、古い懐かしい本を探す、いわゆる昔ながらの「古本屋」としての機能は失われてしまった。

残念である。

 

東京遠征24時間強行軍(中島由貴生誕祭、すみぺイベント)

9月は総計17万円を超えるマイナスで終わって火の車のみなりんです。

絵を買ったり、10月の旅行代金を振り込んだり、自動車の保険料を支払ったり、色々重なったのはあるけれど、遠征費がかさんだのもありますね。

大阪横浜京都、東京。その最後の東京の遠征記であります。

 

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中島由貴に惹かれたのは、もちろん5th静岡公演で、それまでアーススタードリームなんて存在も知らなかった。

一部では有名だったのだね。結構周りの人間は知っていて、ただ緊急告知とか異物混入とか無料ライブとか、多少揶揄の混ざった知り方だった。

自分も色々調べたのだが、なるほどなんていうかこう、これはなんとも言えないグループだなぁと。

中島由貴自身、中の人に興味を持つ前から乙倉ちゃんの声は「少し微妙だなぁ」と思っていたので、声優としての力量はやや疑問だが、あの『追い風Running』は素晴らしかった。ステージには慣れているのだね。

 

前にも書いたけれど、偶然遠征の日とインストアイベントが重なって、見に行ったら極めて安い金額で2ショットチェキなるものが撮れて、その詳細や感想はその時の記事を読んでもらうとして、とにかく中島由貴がだいぶ好きになったわけですよ。

その生誕祭。これは行くしかないでしょうということで、随分前に1部と2部を両方申し込んだが、両方とも40番台だった。

で、当日を楽しみにしていたのだが、自分が今唯一加入している声優さんのファンクラブ『コルホーズの玉ねぎ畑』から、ファンクラブイベントの案内が来て、これが中島由貴の生誕祭を直撃。

ポジティブに解釈すれば、一度の遠征で両方見られるということで、断腸の思いで生誕祭の2部は諦めることにした。

 

当日、7時出発。名古屋駅から新幹線でビュンと東京へ。メトロで表参道へ。到着は物販開始の10時半だったかな。

とりあえずチェキを撮れるくらい何か買おうと思ったが、大行列。

誰だよ、アーススタードリームは人気が無いとか言ってたヤツは。

大行列の上にちっとも進まないので、物販は諦めた。「そもそもこの規模のイベントでチェキなんて撮れるのか?」とさえ思った。

表参道をぶらぶらして、ファミマで軽く腹に物を入れて、12時に会場に戻る。

40番台で並んだが、手にスタンプがないからと後回しにされた上、事前に受付やってたのにとむしろなんだかスタッフさんに迷惑そうに言われた。

なんだそれ、理不尽だ……。

アーススタードリームのライブもTチケットのイベントも初めてなんだから、もっと優しくしてください。お願いします。

 

で、ライブ。すごく良かった。

前にもどこかで書いたか、俺、オタクのコールってすごく嫌いで、MIXとかイエッタイガーとか、すべての魔女と一緒に生まれる前に消し去りたいくらい嫌いだったのだが、すごく良かった。面白かった。

わかった。あれはアイドル系の文化で、そういう曲との親和性は高いんだ。

中途半端に声優ライブに持ち込むからダメなんだ。

声優ライブのコールって、3パターンくらいの繰り返しじゃんね。どの曲にも同じ3パターンをひたすら使っている。サビはいつもFuFu!FuwaFuwa!。

けれど、違った。

曲によってなんかすごくたくさんコールがあって、バラエティーに富んでいた。

(アーススタードリームのライブを声優ライブに括るかの議論はここではやめよう)

 

アーススタードリーム、元々曲はいいなと思っていたが、インパクトの強い変な踊りに、あの会場の一体感。

なんだろう。すごく良かった。

なんか、実力と人気が合っていない気がする。

今回、300人完売とのことで、表参道GROUNDは確かにいっぱいだった。中島由貴もすごくたくさんの人に来てもらって泣きそうになったというようなことをトークで言っていたが、なにせ中島由貴を初めて見たのが満席のエコパアリーナなので、一体何を言っているのだろうという感じ。

きっと、本当にアーススタードリームって客が来なかったんだろうな。

実力が急激に変わったとは思えない。元々実力はあったが、人気がついてきていなかった。

 

そんなわけでライブが終わって、急いで物販へ。

買う気はなかった変なデザインの記念Tシャツ、Mサイズがちょうど後1枚(全部で後2枚だった)で、前の人が買いそうだったがやめたことにより、運命を感じて購入。4,000円だったので、特典会のチケットを4枚ゲットした。2枚で2ショットチェキが撮れる。

大行列に並んで2ショットチェキを撮ってもらう。驚きの黒さ。

スタッフに聞いたら、別にチケットさえあれば何枚撮っても構わないとのことでもう一度並んだのだが、ここでタイムリミット。

これ以上いたらコル玉イベントに間に合わないと判断し、チェキもサインも諦めて表参道を後にした。

 

メトロで新木場へ。到着してすぐ、とりあえずコンビニでドーナツを買って腹に入れる。

これは、せっかく東京まで来たのに、ずっと飯がコンビニになる流れだ。

新木場STUDIO COAST、表参道GROUNDとは全然違ってでかいわ綺麗だわ。

駅でトイレに行ったばかりだが、ドリンク引換券でジンジャーエールを飲んだら、すぐにまた行きたくなり、トイレへ。

立ち見なので適当な場所を確保したのだが、5分もせずにまたトイレに行きたくなり、トイレに行ったらその場所はすでになくなっていた。

俺の頻尿力は学園都市で8人目のレベル5になれると思う。

 

結構時間があった。

これなら2回目の2ショットチェキ、十分撮れたなと思ったが、それはまあ結果論。

カメラの後ろの特等席みたいなところ(前に手すりもある!)を陣取って、いよいよ開演。

上坂すみれを生で見るのは実は初めてで、歌は色々な動画で見るより上手だった。

新木場STUDIO COAST、音はすごく綺麗だが、ちょっと音が苦手な自分には大きかったな。ライブ用の耳栓とか欲しい。

歌パートが終わると、トークパート。その前にサロンパスを持って客席を1周回ってくれた。近くまで来てくれた。

トークはやっぱり面白い。

上坂すみれは、ラジオとか聴いていて、すごく好きかすごく嫌いかどっちに振れるかぎりぎりのところで、すごく好き側に落ち着いているのだが、なんかこう、好き。

 

イベントは長かった。

大半が動画の視聴で終わったClariSのファンクラブイベントとは全然違うね。

まあ、ClariSはあれが初めてだったし、今後に期待したいところ。

で、長かったので、心の中で表参道は諦めた。

実は、新木場のイベントが終わったら、表参道に戻ろうと思っていた。

ライブは見られなくても、2ショットチェキとチェキサインにだけでも参加できないかなぁと。

コル玉イベントが終わったのは19時半。2時間半におよぶイベントだった。満足。

この時点でアーススタードリームのライブはとっくに終わっているだろうが、まあどうせやることはないし、ダメ元で駆けつける。

 

19時42分に新木場からメトロに乗って、20時過ぎに表参道GROUNDに戻る。

中島由貴の2ショットチェキのちょうど終盤だった。

チケット(Tカード)を見せて、ドリンク代だけ払って列に並ぶ。

衣装が前半と違う。驚きの白さ。

ライブが見られなかったのは残念だが、2ショットチェキを撮ってもらい、サイン会は時間の関係でなかったが、最後の挨拶も聴けたし満足。

表参道GROUND、滞在時間20分くらい。しかし、頑張る価値のある20分だった。

振り返ると、Tシャツが1枚だけ残っていたからチェキを2回撮れたし、1部の特典会が大行列だったから、こうして白黒両方の衣装でチェキが撮れて、とても良かったなぁと。

 

飯屋を探して渋谷まで歩く。

なんだかティンと来ずにすき家になった。せっかく東京まで来て、コンビニとすき家は寂しいが、まあしょうがない。

検索したらさかえ湯という銭湯が出てきたので、そこに行って汗を流す。

東京駅に戻り、23時半の夜行バスに乗車。本当は泊まるのも考えたのだが、前述通りの大赤字だし、翌日特にやることもなかったので、今回は日帰り強行軍を決めていた。

夜行バスはすごい老害のせいで全然眠れず、残念だった。周りの人もみんな寝られずに険しい顔をしていたし、前の人なんて足を投げ出されて乗務員を呼びに行く事態に。

結局乗務員に言われてやめたものの、「おめぇ、誰だ」とか乗務員に喧嘩売ってるし、延々とでかい声で寝言だかわからんが喋り続けるし、ツライ時間だった。

 

7時帰宅。24時間強行軍終了。

このあと無茶苦茶寝た。

 

【追記】

ご本人様たちのブログ: